※毎週日曜日、奇数月の第一水曜日は代診となります。
白内障、緑内障、加齢黄斑変性、黄斑前膜、飛蚊症などの慢性疾患は全て加齢と関連しています。加齢は体内の酸化と糖化により進行します。
酸化は酸化ストレスや紫外線などにより活性酸素が過剰に生産されると進行し、身体をサビつかせます。
成人の場合はストレスの軽減や紫外線対策(帽子、日傘、サングラス、UVカットの眼鏡やコンタクト)により予防することが可能です。
また、活性酸素を体内から除去する働きが強い物質はルテイン(カロテン)、ポリフェノール、ビタミンC、ビタミンEです。
ルテインは緑黄色野菜、ポリフェノールはブルーベリー、ビタミンCはフルーツ、ビタミンEはナッツ類に多く含まれます。
糖化とは余った糖分とタンパク質が結合し、加齢物質(AGE)が体内に蓄積し、細胞が劣化して身体のしなやかさを失わせます。
抗糖化作用の強い食物はフキノトウ、サニーレタス、モロヘイヤなどの旬の野菜です。
積極的に摂取するためには、サプリメントをお勧めします。
当院では、抗酸化力の大変強いサプリメントと抗酸化力と抗糖化力を併せ持つサプリメントを扱っております。
近視は眼球の前後の長さが伸びることで進行します。
影響するのは、まず遺伝があります。
長さは形なので形は遺伝する事が多く、親族に近視が強い方がいると近視が強くなる傾向があります。
成長期で身長が伸びる時は眼球も大きくなり、近視は進みやすいです。
また、近くを見る作業が長いと成人しても近視が進む事があります。
目を近づければ近づける程、近視は進みやすくなります。
また、物を見た時ボヤけていても近視は進みます。
眼底にある黄斑部にしっかりピントが合っていないと近視が進む事が分かっています。
近視が進行しても眼鏡をかけなかったり、斜視や斜位のコントロールをしないと余計に近視が進みます。
近視の進行を抑制させるために、近くを見る時には姿勢を正し30cm以上離す、長時間近くを見た後は、窓の外から見える一番遠くの物をしっかり見える状態で20秒以上見る、など普段から心がけることが大切です。
裸眼視力が0.6以下の場合は眼鏡を作成し、0.1以下なら常に眼鏡をかけ、0.1以上あれば近業作業が長い時は外します。眼鏡を掛けたり外したりを繰り返しても近視が進む事はありません。
仮性近視や調節緊張がある場合は、放って置くと本当に近視が進んだり頭痛などの眼精疲労が強くなるため、ミドリンMなどの目薬で治療します。
近視抑制効果が証明されている低濃度アトロピン点眼薬もお勧めです。
気になる症状などございましたら、お気軽にご相談ください。
お子さまの健康はとても気になります。
「視覚」は生後6週くらいから急速に発達し、1歳半頃にピークを迎え、10歳頃に完成します。この期間にトラブルがあると視覚の発達はうまく行われません。
お子さんに見かける目の病気に「斜視」「弱視」があります。
「斜視」は視力の矯正を行ったり手術を行い治療しますが、目の向きが治っても両眼視の訓練が必要な場合があります。また、「弱視」は視力の発達が抑えられている期間が短いほど、治る可能性が高くなります。
治療には視力増強訓練を行う必要があります。
「斜視」「弱視」ともに治療には期間を必要としますので、ご家族のご協力が必要になります。心配ごとがつきませんが、早めの受診で一緒に治療していきましょう。
まずは早期発見・早期治療が大切です。お気軽にご相談にお越しください。
アレルゲンには、季節性のものや、一年を通じて症状の出るもの様々です。
その特徴や、対策はアレルゲンによって異なる為、原因を知る事が大変重要です。
当院ではアレルギー性結膜炎や花粉症などの症状をお持ちの患者様に対して、アレルギーの原因が約20分でわかる検査キット(イムノキャップラピッド)を導入しています。
注射を使用せず、指先から少量の採血をして調べる検査で、当日中に結果を知りたい方や、小さなお子様でも実施できます。
※アレルギーの原因は血液検査の結果を参考に、医師が総合的に診断いたします。
このような方は、ぜひご相談ください。
この検査をご希望される方は
アレルギー検査(イムノキャップラピッド)は、保険診療が適用されます。
この検査は、患者様が検査を希望された場合に行っておりますので、アレルギー検査をご希望の方は医師またはスタッフへご相談ください。